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奈良社会保険病院
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 地域の皆様が安心して高いレベルの医療を受けられるように努力しています。癌治療には特に力を入れており、常に最新の知識と技術を取り入れています。平成17年から大腸癌に対する腹腔鏡手術や乳癌に対するセンチネルリンパ節生検を導入し、現在では日常診療として定着しました。また、平成18年に嶌原病院長が着任して以来、肝切除症例も増加しています。
 平成18年度の外科手術件数は487例、全身麻酔件数は265例で、園内、胃癌43例、大腸癌44例、肝癌21例、乳癌43例でした。

当院外科の治療の特色
1) 腹腔鏡手術は術後の痛みが少ない手術として普及してきました。当院では、早期及び進行大腸癌、早期胃癌に対して、積極的に腹腔鏡下切除を行っています。これまで、胃癌10例、大腸癌40例に対して行いました。従来の手術に比べて回復が早いため、大腸癌では術後8日目、胃癌では術後10日目に退院可能です。腹腔鏡手術においては癌手術の根治性を損なわないことが第一であり、術後の回復が早いからといって決して縮小手術ではなく、お腹の中の切除範囲は開腹手術となんら変わりません。
2) 乳癌センチネルリンパ節生検は、乳癌手術の根治性を損なうことなく、術後の後遺症を少なくできる方法として普及してきました。当院で行っているICG蛍光法は、4年前に鍛らが浜松ホトニクスと共同開発した方法で、現在では、国立がんセンター中央病院を含め全国に広まっています。精度が高く放射線を使わない利点があります。これまで当院では50例の早期乳癌に対してセンチネルリンパ節生検を行いました。従来の腋窩郭清を行うと術後7〜10日の入院が必要でしたが、センチネルリンパ節生検のみで終了した場合は術後2日目に退院可能です。
3) 嶌原、藤井らが京都大学外科で行ってきた数多くの肝切除の経験から、原発性肝癌、胆道癌(胆管癌、胆嚢癌)、転移性肝癌に対して積極的切除を行っています。特に巨大肝腫瘍や門脈腫瘍栓など一般病院ではあまり行われないような手術も行っています。
4) 腹膜偽粘液腫はお腹の中に大量の粘液が貯留する非常にまれな病気です。一般病院ではあまり経験しないので治療に難渋するケースが多く見られます。鍛らは腹膜偽粘液腫に対して根治切除を目指した拡大切除(Sugarbaker手術)を積極的に行い良好な成績を報告しています(日本消化器外科学会雑誌)。この手術を行っている施設は全国でも非常に少ないので、もしお困りの患者さんがおられましたら、いつでもご相談ください。

医師紹介
病院長 嶌原 康行(シマハラ ヤスユキ)
日本外科学会指導医、日本消化器外科学会専門医・指導医、日本肝胆膵外科学会(評議員)、日本臨床外科学会(評議員)、医学博士
専門分野 消化器外科、肝胆膵外科
所属学会 日本外科学会、日本消化器外科学会、日本消化器病学会、日本癌治療学会、日本肝臓学会、日本肝胆膵外科学会、日本臨床外科学会、国際外科学会(JSC/SIC)、他

外科部長 鍛  利幸
日本外科学会専門医・指導医、日本消化器外科学会専門医・指導医、日本乳癌学会専門医、検診マンモグラフィ読影認定医、京都大学医学部臨床教授・非常勤講師、医学博士
専門分野 消化器外科、内視鏡外科、乳腺外科、癌化学療法
所属学会 日本外科学会、日本消化器外科学会、日本癌治療学会、日本乳癌学会、日本内視鏡外科学会、他

外科副部長 眞島  奨
日本外科学会専門医、検診マンモグラフィ読影認定医、医学博士
専門分野 一般外科、消化器外科
所属学会 日本外科学会、日本消化器外科学会、日本臨床外科学会、他

外科医長 藤井 英明 日本外科学会専門医、医学博士
専門分野 一般外科、消化器外科、肝臓外科
所属学会 日本外科学会、日本消化器外科学会、日本肝臓学会、日本移植学会、日本再生医療学会、他

外科医員 川島 雅央 検診マンモグラフィ読影認定医
専門分野 一般外科、消化器外科、乳腺外科
所属学会 日本外科学会、日本消化器外科学会、日本癌治療学会、日本乳癌学会、他






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