| 泌尿器科とは・・・・ |
泌尿器科は腎臓・膀胱・前立腺等の尿路系の病気を取り扱う科であり、具体的には前立腺癌・腎癌・膀胱癌等の悪性腫瘍、尿路結石、尿路感染、副腎腫瘍、前立腺肥大や神経因性膀胱による排尿異常、男性不妊、また最近では男性更年期障害等を含む幅広い疾患を対象としています。
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| 当院の泌尿器科では・・・・ |
当院では、上記の泌尿器科疾患全般に関してより高いレベルの診療を心がけていますが、その中でも特に前立腺癌・膀胱癌・腎癌・腎盂尿管癌・精巣腫瘍等の悪性腫瘍の診断治療に力を入れ、年間約170件の手術を行っています。
また、手術に関しては奈良県下で唯一の泌尿器科腹腔鏡技術認定医、日本内視鏡外科学会泌尿器科認定医(2009年4月現在)を有する病院として低侵襲な手術治療(腹腔鏡手術や内視鏡手術等)も積極的に行っています。
マスコミ等で言われるように、現在日本では“医療崩壊”が急速に進んでおり、特に地方都市での医師不足が深刻化しています。大学からの医師派遣が減り、当院でも平成18年から泌尿器科がしばらく常勤医一人体制となっていましたが、平成21年度から京都大学よりさらに増員され常勤医二人、非常勤医五人体制となりました。
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| 患者様への一言・・・・ |
これからは根治性(病気を治すこと)だけでなく、患者さんのQOL(生活の質)も考えた診療が要求される時代です。手術を例にとっても、低侵襲で、術後の苦痛が少なく、社会復帰が早い術式(腹腔鏡手術や内視鏡手術)を積極的に取り入れていきたいと考えます。
患者さんと医者の人間関係でもっとも大切なのはお互いの信頼関係であろうと考えます。そのためには時間をかけてゆっくり診察する事が必要です(混み合った外来ではなかなか難しい事ですが)。インフォームドコンセント“説明と同意”もじっくり話し合うことが前提で成り立つ事です。また医者である以上、患者さんの診療に最善を尽くし、治って退院できて喜んでもらえるのが本望ですが、患者さんの側にも努力が必要です。それは医療に対して正しい認識を持つ事と、主役は自分であるという自覚を持つ事です。医療は万能ではなく限界があり、また危険も伴うものです。世界的な医学雑誌『The New England Journal of Medicine』の編集長の“医療によって良くなる病気が11%、医療によって悪くなる病気が9%、残りの80%は医療によって変わらない。”という有名な論文があります。例えば手術をして癌が治っても、合併症で寝たきりになったら意味がありません。また、病気の予防・治療は医者だけが行うものでなく、医師・看護師・パラメディカル・患者さんが協力して行うものです。これからは患者さんにもそれらの事をよく理解して頂いた上で、自分でも考え“主役”として積極的に医療に参加する時代と考えます。
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