インフルエンザが大流行しています。空気が乾燥してくると益々インフルエンザが猛威を振るいますね。
インフルエンザに感染して発症してしまうと、他の人にうつさないために仕事や学校への出勤・登校出来ないといういわば社会から隔離された状態になってしまいます。毎日、忙しくて休みがなかなか取れない人は、インフルエンザにかかってしまうと、私は働きすぎ・頑張りすぎだから、たまには休んだらどうって神様が言っているんだなと、とても前向きに考える人も、私の周りにいますが・・・。
それでも出来ればインフルエンザにはかかりたくはありません。
かかってしまうと、1週間は薬を飲んで隔離され、身動きが出来なくなるからです。高熱や倦怠感で食欲もなく、とても辛い思いをするのは、人生で1度限りにしたいものですね。
そこで、インフルエンザにかからない為の予防方法と、インフルエンザにかかってしまった時の対処方法をまとめました。
インフルエンザの予防方法
1.外出時は、マスクを着けて帰宅したら、こまめに手洗いをして、手についたインフルエンザウィルスを洗い流しましょう
インフルエンザは、風邪と違いインフルエンザウィルスが原因。インフルエンザウィルスが身体に入り込むと、体内の粘膜に取りつきます。まずは、鼻の粘膜やのどの粘膜に付着して感染を拡大するので、外出には、マスクをして鼻やのどをインフルエンザウィルスから守りましょう。
ただマスクをすればよいというだけでなく、あなたの顔にピタッとフィットするマスクを選ぶのも一つのポイントです。特に、鼻の穴を確実に覆うものを選んでください。
帰宅時の手洗いやうがいは今ではインフルエンザ予防の定番中の定番。外出すると、電車のつり革、手すり、トイレのドアノブ、水洗トイレの水を流すレバーなど、多くの人が触るようなところには必ずと言ってよいほど、インフルエンザのウィルスが付着しているもの。帰宅したら、すぐに手洗いをする事を習慣化したいものですね。
2.インフルエンザの予防接種を受けましょう
インフルエンザの流行のピークは、一般的には1月。11月から徐々に流行が始まり、1月後半にピークを迎えます。1月後半から2月上旬にかけてピークを迎えますが、その後は徐々に収束していきます。流行が早まったりする場合もありますので一般的な場合です。
私も、昨年の3月24日に十数年ぶりにインフルエンザにかかってしまいました。
インフルエンザの予防接種は、摂取してから2週間程度で抗体が出来ると言われていますので、11月までに予防接種を受けるのを忘れていたからと言っても、遅くはありません。
インフルエンザの予防接種の有効期間は、3か月とも4か月ともいわれていますので、1回の摂取で十分です。
3.栄養満点の食事と適度な運動と良い睡眠が大切
インフルエンザにかからないためには、身体の免疫力を高めることが重要です。インフルエンザのウィルスが身体に入ってきた時に、自分の身体の中の抗体が働いてインフルエンザウィルスの増殖を抑えて、発症させなかったり発症しても重症化することを防いでくれます。
免疫力を高めるためには、栄養のバランスが取れた食事を摂取し、適度な運動を行い、一日の疲労をしっかりと取る良い睡眠をとることがとても重要です。
食事のデザートとして、柑橘類などでビタミンCなどを多く摂取することも良いでしょう。
インフルエンザにかかった時の処置方法
1.発熱直後は診断が難しいですが、早めの医療機関の受診をしましょう
インフルエンザを発症すると高熱が出るのが特徴ですが、発症はじめは、インフルエンザなのか普通の風邪なのかの判別は難しいですが、心配な人は早めの医療機関の受診が必須です。
インフルエンザに有効な、抗インフルエンザ薬は48時間以内に摂取すればとても効果を発揮します。
私の経験ですが、私の平熱は36℃くらいの低体温の部類に入ると思うのですが、熱が出たので医療機関にすぐに行きました。その時の体温が、36.8℃でした。私は、インフルエンザかもしれないですがと言いましたが、病院の先生は、風邪だから薬を飲んで様子を見てくださいと言われたのですが、それが金曜日の夕方。
実際には、インフルエンザで土日の医療機関が休みでしたので、2日間は、高熱と身体のだるさ、食欲不振、関節痛で苦しみ、月曜日に別の医療機関で初めて、インフルエンザB型を検出してもらい、そこからタミフルを飲む隔離生活が1週間でした。
このようなことは、少ないのかもしれませんが、平熱が低い人は、医療機関で検温した時に37℃くらいの場合は、医師に平熱の体温を言って、それに比べると〇.〇℃高いですがと伝えるようにしたらよいですね。
2.こまめの水分補給、加えて電解質も補給しましょう
インフルエンザで発熱すると、発熱がインフルエンザウィルスを殺すためでもあるのですが、同時に自分の体力も奪ってしまいます。だから、安静に休んでいるのですが、発熱すると大量の汗をかきます。
汗をかくので、水分補給がとても大事だというのはよくわかりますが、汗と同時に塩分などの電解質が身体から失われてしまいます。電解質は、生命維持に必要な物質で、少なくなるとけいれんなどを引き起こすので注意したいですね。
電解質の補給には、スポーツドリンクなどでも代用できます。