日中の気温が徐々に低下してきて背中を丸めて歩く人が増えてきました。寒くなると肩がこる。腰が痛いというような症状が起きやすくなりますよね。
寒い季節になると、肩が凝りやすくなるという・・・。身に覚えのある人が多いのではないでしょうか?。寒い時期になると肩が凝るという症状の原因は、冷えによる血行不良が原因と言う人も多いようです。あなたもそうなのではないですか?
私たちの身体に巡りまわされている血管を流れている血液には、私たちの身体(脳・筋肉や内臓など)を構成している細胞に酸素や栄養を送ったり、老廃物を取り除く働きをしています。この血流が滞ると、その細胞の活動に必要な栄養が不足し老廃物がスムーズに排出できなくなるために、筋肉にはコリや痛みと言う症状が現れてきます。
寒くなると、肩が凝りやすくなるという原因のひとつには、約5Kgもあるずっしりと重い頭を支えているからです。寒くなると、背中を丸めて猫背姿勢になっている人や首を前に傾ける姿勢で首や肩の緊張が続くと、筋肉が固くなり血管を圧迫してしまうという悪循環に陥るんです。加えて、首や肩を露出したファッションが流行しそれを真似ることや生活環境の変化などで、一年中冷えを感じている女性が増えているようです。この冷えによる血行不良も肩こりの原因になっています。
このような血行不良が原因の肩こりなどの対策は、冷やさないための工夫をすることが大切です。具体的には、温熱グッズやストールなどで身体を温めることはもちろん、入浴もシャワーだけでなくバスタブにつかることもとても良い対策です。これらの身体を温めるという行為は、脳が温かさや心地よさを感じることで、副交感神経が優位になり血管が拡張して、血流と熱が全身に効率よく巡るようになります。また、バスタブの中のお湯の浮力や水圧で筋肉のこわばりもほぐれやすくなります。
コリを軽くする血流アップ方法3選
湯船につかる
入浴した時に湯船につかることの効能は、全身が温まることに加え、お湯の浮力により体が軽くなり、チカラが抜けるために筋肉の緊張がほぐれやすくなります。また、水圧によるマッサージでリラックス効果が期待できます。温浴効果を高める入浴剤をいれると更に良いです。
冷えやすいところを温める
肩やお腹など身体の中で冷えやすい部位は人それぞれです。冷えやすい⇒コリを感じる部位を直接温めることも、効果があります。お腹や腰、肩甲骨の間などは、とても血液量の多い部分です。この血液量の多い身体の中心部を温めると、全身の血流が高まりやすくなり、コリの解消につながります。温める方法としては、ホッカイロなど温かさがしばらくの時間続くものを温めたい部位に直接春などする方法が良いですね。
ホッカイロは使い捨てですが、「夢みるここちのピップほっとりふれ首・肩用」と言う商品は、電子レンジで加熱することにより上記が発生し、温熱効果が約30分ほど続きます。蒸しタオルのような感覚で繰り返し使えることが利点です。ホッカイロと比べると少し高価ですが、繰り返し使えることで、ごみも出なくでエコだと思います。
また、花王から販売されている「めぐリズム 蒸気の温熱シート 肌に直接貼るタイプ」は、約40℃の蒸気の温熱が、5~8時間続き、じんわりと温めて血液の巡りを良くしてくれます。
健康機器で血管を広げる
磁器や高周波は、私たちの血管を拡張し血流を良くする効果があります。最近話題なのが、家庭用の高周波治療器は血管拡張作用を活用しコリを改善する仕組みです。筋肉を電気刺激で収縮させる低周波治療器と違い、身体への負担が少なく理にかなった健康機器です。また、零熱タイプなので、家事や仕事中などいつでも手軽に使えるのが一番の特長です。
高周波は、私たちの耳には聞こえないとても高い周波数を指します。近年の技術開発の進歩により、医療や美容分野への応用がなされています。その仕組みは、高周波によって生じる熱などの刺激を、怪我の修復やシワ・たるみなどの軽減に利用するというものです。家庭用医療機器には、温熱効果はありませんが血行促進によりコリを改善します。
おススメの商品としては、パナソニックから販売されているコリコランと言う商品があります。商品のキャッチフレーズは「仕事時間がコリの治療時間に。」です。◆高周波で血管拡張、血行促進。肩・腰コリ改善◆長時間つけても気にならない約1日ずっとコリ治療◆お好みに応じて選べる2wayの装着スタイルです。価格が、4個入りは4万円を超えてちょっと高価ですが、健康雑誌に掲載されて売れ行き好調のようです。